2020-09-27「スポーツ射撃体験会」開催レポート

4月は新型コロナの関係で開催できなかった御堂筋シューティングクラブ名物「スポーツ射撃体験会」。今回は密にならないよう人数を絞る、換気するなど万全の対策を行い、こぢんまりとしながらもにぎやかに、楽しくスポーツ射撃にふれる機会となりました。

会場西区民センター。

ハロウィンの準備が行われる中で開催

ネットが風を受けてしまうので設営がやや大変でした。

打ち合わせ。

準備された銃。

今回の配置。左からビームピストル、APS、プレート、スティールチャレンジ、IDPAとしました。左右両端競技は防護ネットがないのですが、ビームピストルはもともと弾が出ず、IDPAの体験もレーザーピストルで行ったので、オープンな状態です。

前回と同じく午前と午後、1回ずつの開催としました。「スポーツ射撃」といっても色々な種目があるので、それらの解説を行いました。

全員で「利き目」のチェック。

実践的な射撃の技術を競う「IDPA」。ダンボール的の配置が毎回変わるので、射撃の技術だけでなくその場で手順を組み立てるプラン力も試されます。

5枚の鉄板をすべて撃つ速さを競う「スチールチャレンジ」。シンプルでとっつきやすく、誰でも楽しめる種目です。

タイムよりも正確さや繰り返しの精度を競う「精密系」の「APS」競技。練りに練った究極の一発を自分のペースで仕上げていくというのが魅力です。

スピード系の種目と精密系の種目、両方の特徴をもつのが「フォーリングプレート」。小さな的を素早く狙い、正確に倒さなければなりません。

精密系競技のビームピストル(BP)。エアソフトガン競技とはちょっと外れますが、日本ライフル射撃協会が主催する競技で、実銃射撃への登竜門的な位置づけとなります。

種目ごとに使われる銃やターゲットが違い、当て方、当たった時の感触は色々違います。そういう違いを楽しんでもらえたなら嬉しく思います。

中にはサバイバルゲームなどを通じてエアソフトガンに触れたことがある人もいらっしゃいました。スポーツ射撃競技にはまた違った楽しみを見出してもらえたのではないでしょうか。

新型コロナの影響で、人数を絞らななければならなかったのがとにかく残念です。

使用できる銃に少し制限がありますが、未成年者も大人も一緒に楽しめるスポーツです。親子連れもOKです。

当会ではこうした種目の練習会・練習試合を毎月開催していますが、いきなり試合形式でやるよりも、こうしてエアソフトガンに触ってみたり、ごく初歩的なテクニックを学ぶ機会があればいいよね、というお声をよくいただきます。スポーツ射撃体験会が、皆様にとってそうした最初の一歩になったなら嬉しく思います。参加していただいた皆様ありがとうございました。

なお記事中の写真は前回に続いて関西在住のフォトグラファー、Snowさんにお願いしました。いつも大変美しく、楽しさが伝わる写真を撮影していただきありがとうございます。この場を借りてお礼申し上げます。