2022-06-26 「APS御堂筋公式練習会ハンドガンクラス」開催レポート

2022年6月26日、御堂筋シューティングクラブはオフィシャルクラブとなって初めてのAPS公式練習会を開催いたしました。当日の様子などはTwitterにて一部ご紹介していますが、改めてご報告いたします。

はじめに

APS競技を主催する日本エアースポーツガン協会(JASG)は、毎年1回行われる本大会に向け、各地で公式練習会を開催しています。

「公式練習会」はいわゆる地方大会であり、またAPS競技における段級である「マスターバッヂ」の取得・更新の対象となるため「昇級審査会」でもあります。公式の試合を「練習会」と呼ぶ文化は他のスポーツ種目ではあまりないのですが、これは発足当初、公式練習会は「本番の本大会と同じ機材を使って準備をしよう」という趣旨の会でもあったため、だそうです。

この数年で開催回数も大きく増え、コロナ禍直前の2018年~2019年シーズンではほぼ毎月、公式練習会・記録会が開催されました。御堂筋シューティングクラブでもかねてから「関西にもう1試合増やしたい」と活動を続けてきましたが、今回その目標を達成することができました。

準備について

初めての公式ということもあり、参加人数を30人と絞ったため、多くの方の参加をお断りすることになりました。来年は今回の経験を元に、より多くの方をお迎えできるかと思います。

準備にあたっては会場やJASGとの打ち合わせに加え、審判技能講習会を7回開催し、ルールブックの読み合わせや実際のファウル事例の研究を行いました。平日夜の開催でしたがオンラインでも参加できるようにし、多くの参加者に協力いただけました。

ジャッジボランティアの中には普段からAPS以外の競技で審判をしている人もおり、彼らの経験には大いに助けられました。今後も定期的に審判講習会を行い、例えば受講者から優先エントリーを受け付けるなどして当日の審判・運営スタッフを確保するのに努めたいとも考えています。

当日の様子

会場となった大阪市立西区民センター。スポーツ射撃体験会などのイベントでもお世話になっています。

当日は朝から多くの方に設営のお手伝いをいただきました。

シルエット設営の確認中。

銃検・試射ブース

当日レイアウト。ご覧の通りまだ余裕があり、来年は参加枠を増やせるものと思います。

ジャッジ・サブジャッジ・会場スタッフはJASGポロシャツまたは赤いビブスを着用しています。タイムスケジュール通りの進行となりました。

今回多くのバッジ未取得の射手、初心者の射手を迎えらることができました。射撃自体の魅力に加えて、試合の緊張感、楽しさを知ってもらえたのがよかったと思います。

せっかくの公式ですから何か企画したかったのですが、結局銃検シールをちょっと凝るくらいしかできませんでした。来年は何かもっと御堂筋らしいことができればよいと思います。

最後になりましたがAPS競技を主催する日本エアースポーツガン協会の皆様、射手としてご来場くださった皆様、そして有形無形のお手伝い・応援をいただいた本当に多くの方々に、改めてお礼申し上げます。ありがとうございました。またお会いしましょう!