2022-07-17 「第1回APSライフル体験会&練習会」開催レポート

東京スポーツシューターズさんと合同でAPSライフルの体験会・練習会をやることになりました。だいぶ時間かかってしまいましたがご報告申し上げます。

きっかけ

ある日のこと、東京スポーツシューターズの代表さんから突然「一緒にライフルの体験会やりませんか」とお話がありました。曰くAPSライフルの楽しさをなんとしても広めたい、機材も一式持参するとのこと。

東京と大阪、約500kmをやって来ようと言うのですからこれは並の覚悟ではあるまい……こちらもやれるだけのお手伝いをしましょう、と開催を決めたのでした。

合同練習面白い

わたくしが知る限りでは、クラブ同士の合同練習会、という体の会というのはこれまでにありません。そういうわけで諸々手探りの状態から打ち合わせスタート。同じ競技をやっているといっても、クラブが違えば色々文化も違います。大変勉強になりました。

養生は御堂筋のものを使用。

自分たちにとってはいつもの風景が相手にとっては珍しいもの。

逆にライフル道具は見慣れないものばかり

左右に走るムーバーターゲットなど、貴重な機材を持ち込んでいただきました。、

そして高性能なレンタルガンたち。見る人が見ればおおっ!という銃をたくさん持ち込んでいただきました。

一応パート立てとしては、ライフルを持っていない、やったことがない人向けにオリエンテーション付きの「体験会」と、経験者向けのいわゆる「練習会」を開催して、色々な人が楽しめる構成にしました。

ハンドガンと比べると色々な形の銃が存在するので、持ち方・使い方を覚えるところからちょっと大変。最後は皆さん「ライフルによる精密射撃」のエッセンスみたいなものを楽しんでもらえたものと思います。

ばりばり点取りをする経験者組。アウェーでの競技でだいぶ刺激が入ったそうです。

おわりに

2019年の東京本大会のライフル部門参加者が68名。同年のハンドガン部門は284名なので、計算上ライフルの競技人口は1/4ほど。10人のクラブだと2人か3人となります。肌感覚でもそれくらい。

10メートルないと実射ができないのと、何より銃が絶版で新品が手に入らない状態が長く続いたのでちょっと始めにくい競技だったのは事実です。

しかし、東京オリンピックと前後してマルゼンがアルミストックを装備し、性能も十分な純競技用ライフル「SR-96」を発表、各地で長射程のレンジも増えてきており、ぐっと参加しやすくなってきています。

今回のイベントではそんな波というか追い風のようなものを強く感じました。ライフル射撃に興味のある方、なんとなく射撃を始めてみようかな?と思う方、ぜひAPSライフルを候補に入れてみてください。