2023年6月25日、当クラブでは2回目となるAPS御堂筋公式練習会を開催し、盛況のうちに終了いたしました。ご参加の方、ならびに主催の日本エアースポーツガン協会に感謝いたします。こちらで当日の様子や開催までの取り組みについてご紹介いたします。
増枠しました
前回、多くの方の参加をお断りしたということもあり参加枠を増やし、1ベイあたり2人の同時進行としました。幸いなことにあふれることなく当日を迎えることができました。
ただ待機場所の都合上、1射群のみの入場となり休みなく3競技を撃つことになりました。来年は会場レイアウトを再検討し、2射群以上の同時競技ができればよいと考えています。
審判講習会
公式試合での記録はバッジ(段級)やマスターズ等の試合の参加権に関わるので、ミスなく公平な判定が求められます。御堂筋シューティングクラブではより質の高い試合運営をすべく対面・Webで審判講習会を開催し、筆記・実技テストを経てクラブ内審判資格を認定しています。
御堂筋シューティングクラブ内審判技能講習、参加者が審判経験者だったので設営や進行について突っ込んだ話をしました。 pic.twitter.com/5YQNbAJ4Bl
— 御堂筋シューティングクラブ (@rt25shooters) April 3, 2023
当日は進行の遅滞やミスジャッジ等はなかったようですが、実際に手を動かす経験が重要な採点・集計のスピードや、ターゲットの設営ミス等があったことを把握しています。最終順位の決定やバッジの判定に影響は無かったようですが、該当の射手の方には大変ご迷惑をおかけしました。来年はこの反省をもとに、より洗練されたジャッジングに繋げていきます。
優先エントリー
昨年キャンセル待ちに応募してくださった方と、審判資格保持者で当日は審判としても参加してくださる方を対象に、先にエントリーの受付を行いました。今後も、特にスタッフに関しては、同様の措置を取りたいと考えています。
当日の様子など
競技はタイムスケジュール通りに終了、その後は同会場にて安全射撃指導員講習も開催されました。リザルトはJASG公式Webページにて公開されています。
多くのスタッフ参加者に支えられて、スムーズに設営・撤収が行われました。
2レーン同時進行ということで審判も増員が必要でしたが、こちらも積極的に資格の取得を行っていただき、賄うことができました。
終わりに
当日は各地のクラブでAPSを楽しんでおられる方はもちろん、クラブマッチの常連さんたち、普段APSは撃たないのだけれども興味を持って参加してくださった人達、そして当クラブで開催している「スポーツ射撃教室」からの参加者の皆様、など多くの方にご参加いただきました。特に教室からの参加者の方にあっては、よくぞ勇気をもって試合に参加してくださったという思いでいっぱいです。
また、設営や審判などの競技運営にも多くの方が興味をもち、ご参加いただきました。特に審判については講習の受講と受験が必要と、かなり高いハードルがあったにも関わらず、試合を充足するだけの人数が集まり、これは主催者側にも大きな驚きでありました。競技を支えるのに欠かせないこうした方々にとって有意義な活動を今後も続けていきたいと思います。
改めて主催の日本エアースポーツガン協会の皆様、すべての参加者の方にお礼申し上げます。ありがとうございました。来年もまたよろしくお願いいたします。