2023-12-03「OLDSTEEL SHOOTING MATCH」大阪会場開催レポート

古きよき80年代のスティールチャレンジのステージを撃って当時の射撃競技を体験しつつ楽しもう!という種目「OLDSTEEL SHOOTING MATCH」を、東京を拠点にUSPSAマッチを開催している房総シューティングクラブと共催いたしましたのでご報告いたします。

OLD STEELって?

「5枚の鉄板をなるべく速く撃ってタイムをとる」というのが「スティールチャレンジ」の基本的なフォーマット。鉄板の配置はステージと呼ばれ、現在は8ステージ決められたものがあるのですが、長い歴史の中で変更になったステージもまたたくさん存在しています。

銃も射撃技術も発展するので、あまりにも撃ちやすすぎるとか、撃つ順番の余地がないとか、そういう理由で置き換わっていくわけですが、そうした古き良き時代のスティールチャレンジを撃ってみましょうというのが「OLD STEEL」というわけです。

そういうわけで、まずもって使う鉄板がデカい。一番手前のものは200mm。一番奥のものがよく使われる125mm。遠近あるとはいえ、大変大きいのがよく分かります。

配置もなんとなく牧歌的というかシンプル。

こちらは1984年のスティールチャレンジなのですが、こういう雰囲気で大らかなマッチをやりましょう、という趣旨です

そういうわけで、こういうレース用のホルスターの使用はもちろん可ですが……

当時はウェスタンの早撃ち用リグが使用されていたそうで、あえてのバスケット柄のレザーリグなんかを使うのもまた風情です。あとドットサイトは不可。当時の事情でやってみましょう、ということですね。

試合の様子

普段スティールチャレンジを撃っている方に多くお集まりいただきました。みなさん慣れているので設営が大変スムーズ

終わったらまず銃検からスタート。

東京会場と大阪会場、リザルトはマッチ終了後に集計用アプリ「PractiScore」で合算しました。次はおそらくリアルタイムで共有できるのではないかと思います。

そういうわけで競技開始。普段は撃たない、見慣れないステージばかりですが皆さんアドリブでうまいことこなされていました。的も大きく、配置も素直なのでごくごく普通のホルスターと銃でも楽しく飛ばして撃てるな、という印象です。

そして「何かこう、アメリカの地元のマッチみたいなことをやりたいよねー」ということで今回は紙的を使ったドリル(練習課題)から「ビル・ドリル」にチャレンジ。あちらだと本筋のマッチとは別にレンジの端っこでこういうミニマッチをやって遊んだりすることが多いそう。

手を下げたナチュラルスタンバイから同じところに6発、というのはシンプルかつスティールチャレンジにはない内容。普段紙的を撃たない人にも楽しめる内容だったのではないでしょうか。

リザルトはこちらで公開されています。

「射手も内容もいくところまでいってしまった競技射撃を、いったんシンプルに、誰にでも始められるものにする」というのが当初のスティールチャレンジの趣旨だったそうで、まさしくそういう内容のマッチとなりました。ご参加の皆様、そして房総シューティングクラブのみなさんありがとうございました。