2024-01-28 「第129回IDPAクラブマッチ」開催レポート

どうも代表でございます。明けましておめでとうございます。本年1回目のIDPAクラブマッチも無事に終了いたしましたのでご報告いたします。

いつも通り、まずは設営から。今回、新しい試みもある、ということで2部屋お借りして荷物置き場・休憩所のスペースを大きくとりました。

新しい試みその1:クラシファイアマッチがスタート。奇数月は午前中にクラシファイアを撃つことにしました。

クラシファイア(Classifier)とは文字通りクラス分けのテストで、タイムに応じて5段階の段級が与えられます。毎回同じ配置・同じ手順で射撃をするので、レベルの変化が分かりやすくなっています。

今回は簡略板の「5×5(ファイブバイファイブ)」で計測。使ったターゲットは採点の後、お土産としました。

他人とタイムを競うというよりは、過去の自分を越えられるかどうか、というのがクラシファイアの楽しみです。通常のマッチでは総合順位の他にクラス別の順位も発表され、評価軸が増えるので、通常のマッチもまた楽しくなってくるのではないでしょうか。

新しい試みその2:スポーツ射撃教室・アクションシューティングクラスがスタート。奇数月はこの態勢でいきます。今回はパイロット開催ということで、まずは座学から。「こういうところ危ないよ」というお話をしました。知っているだけで防げる事故もあるので、座学は大事です。

特に種目を限定するということはないのですが、なんとなく「IDPAマッチで失格をとられずに射撃ができる」レベルを念頭に、安全な取り扱いと基本的な射撃技術の習得を目指しています。例えばこんな風に、撃ってない時でもたまに弾倉が抜けてるかどうかチェックしたほうがいいよ、などの話。

スタンス・グリップといった、基礎中の基礎のお話もしました。色々な手順を飛ばさず全部やり切っているかがとても重要です。

移動と射撃の練習。これもタイムにこだわらず、スムーズに手順をこなせるかどうかに注目してもらいました。

アクションシューティングでは何をするにつけてもタイムやスピードが気になってしまいますが、まずは正しい手順・無駄のない動きを覚えるのが大事。昨今はいい教科書が増えてきていますが、独学では難しい、他人からのフィードバックが得られるのが「教室」のいいところです。今後の開催にご注目ください。

その他、トピックから。関西に旅行に来ていた台湾のIDPAクラブ「32D」のメンバーが、たまたまクラブマッチが開催されることを知って連絡をくださいました。うちのターゲットは台湾と同規格。まさか日本で自国と同じ競技ができるとは……と驚いていらっしゃいました。その他、エアソフトやIDPA事情について色々な情報交換を行いました。

最後にステージデザインについて。今回はお誕生日の人がいらっしゃるということで、お誕生日ネタのステージを書きました。

アメリカでお誕生日といえば「ケーキから飛び出てくるやつ(Pop out cake)」ということで、そこに絡めて書いていきます。なにそれ???な言葉ですがWikipediaに項目があるくらいメジャーなパーティの余興なのです。中身のパフォーマー込みでレンタルしてくれる業者も多数存在します。

映画がお好きなのでシチュエーションはマリリン・モンロー主演の「お熱いのがお好き」から、タイトルはスティーブン・セガールの「沈黙の戦艦」からとりました。

「私が作りました!」的な1枚。ステージデザインや、ネタ出しで採用されるとこの写真を撮影できます。みなさんもぜひ。

来月も皆さんの参加をお待ちしています!