御堂筋シューティングクラブの2025年

夏季オリンピックによって突如巻き起こった精密射撃フィーバーで大いに盛り上がった2024年、そろそろ落ち着くかな……と思いきやそのままの勢いで波が寄せては返す1年となりました。クラブをはじめて今年で10周年、御堂筋シューティングクラブの2025年はこんな風にがんばりました。

クラブマッチがんばりました

御堂筋シューティングクラブでは月に1回ペースでアクション競技は「IDPA」、そして精密射撃競技は「APS」のクラブマッチ(練習試合)を開催しています。会場の都合で開催間隔や会場が変わったりということがありましたが、たくさんの方に支えられて1年間の日程を無事終了することができました。

また、いずれの競技とも設営や審判といった競技運営・進行に参加していただける人が増えてきました。いよいよクラブがクラブらしくなってきたな、と感じています。

公式試合がんばりました

APS競技では6月29日にAPS御堂筋公式を開催いたしました。たくさんの方のご参加、大変ありがとうございました。日本エアースポーツガン協会のブログでも、クラブ全員で試合に取り組む様子に触れていただきました。

APS公式は、クラブにとっては上半期で一番大きなイベントになります。開催にあたっては円滑な進行のため、毎年審判の講習を行い、基本的なルールの理解に加えて実際の試合で発生する色々な状況についてディスカッションを行ったりしています。

また今年は同じ会場を使って「リハーサルマッチ」を開催しました。公式初参加となる「2024年組」にとっては実際の試合の様子がつかみやすかったようです。また今年は従来から設営を大きく変えたため、そのテストもできました。運営としてもぶっつけ本番にならずよかったです。

IDPAがんばりました

御堂筋シューティングクラブではプラクティカルシューティング競技の1つ「IDPA」に取り組んでいます。月に1度、日曜日にクラブマッチを開催する他、平日夜にもミニマッチをやってみよう、ということでフライデーナイトIDPAを始めました。

日曜日は予定があって参加できないのだけど、平日の夜なら……という人が意外と多く、そうした声に応えて……というのがひとつ。

もうひとつは、IDPAが盛んな海外の射手に聞くと、一ヶ月にかなりのステージを撃っているようです。台湾のあるクラブだと週2回練習日があり、金曜日には3ステージのミニマッチがあるそう。つまりクラブの中だけで12ステージを撃ちます。ここに週末の大きなマッチなどが入ると月に20~30ステージ撃つことになります。こういうところに追いついていきたいな、という思いもあっての開催です。

そして今年のステージ数はなんやかんやでこちらの85個+目録化が間に合わなかった17個で102個となりました。もっと増やしていけるようにがんばっていきます。たくさんの方のご参加をお待ちしています。

教室がんばりました

スポーツ射撃教室」は、今年もたくさんの方にご参加いただきました。APSやIDPAといった競技への参加を目指す人はもちろん、射撃そのものに触れてみたい、楽しみたいという人にもご好評いただいています。

さて、長く続けて来ると初参加の方とリピーターの方のレベル差が大きくなってくるので、同じ内容の教室に誰も彼も参加していただく、というのが難しくなってきます。そういうわけでクラス分けの季節がやってまいりました。アクションシューティングクラスではエアガンにまったく触れたことのない方向けに「入門」をスタートしました。

またクラブ外でも教室の開催を行っています。なんばのガンショップ・リベレーターさんでも「ピストル取り扱い教室」を開催しました。

今後も様々な会場で様々な内容の教室を開催し、いろいろな人に射撃に触れる機会をどんどん作っていきたいと思っています。

その他の取り組み

「せやねん!」に2回目の登場。ダブルヒガシのお二人、短い時間であっという間にコツをつかんでお上手になっていました。

そして今年も大阪市主催「オータム・チャレンジ・スポーツ2025」に参加し、射撃を楽しんでいただきました。

また、新しい試みとして2Gunマッチ「PCSL」にもトライしてみました。先日、マッチの紹介や試行錯誤についてブログを書きましたので、興味のある方はご覧ください(一万字超ありますのでご注意ください)。

2025年もよろしくお願いいたします

2015年にスタートしたクラブも今年で10周年、普段から仲良くさせていただいている東京スポーツシューターズのお二人から頂戴したこちらのしゃもじの文字通り、2025年は「躍進」の年となりました。来年もこの調子で、射撃を好きな人のためのクラブでありたいと思います。2026年もよろしくお願いいたします。