2020-02-16「第48回IDPA初心者セミナー&マッチ」開催レポート

御堂筋シューティングクラブでは2019年末から、実際にありそうなシチュエーションにおける射撃技術を競う「IDPA」競技の講習会・マッチを開催しています。今の所ほとんど全員が初心者ですので、みんなで色々と研究しながらよいマッチになるよう頑張っています。

今回はうつぼの第4会議室。普段よりもちょっと小さめの会場となります。IDPAをはじめ、いわゆるプラクティカル・シューティング競技一般ではステージサイズは自由に定めることができるので、部屋の大小に合わせて色々と考えていきます。

バリケードやターゲットスタンドなどを組み立てて準備完了。

今回は「IDPAボックス」を使いました。IDPAでは使用する銃はこの箱に入るサイズでなければなりません。

ルール講習からスタート。銃口を変な方向に向けない、トリガーに指をかけっぱなしにしないという安全ルールと、競技での得点ルールやペナルティについて説明しました。

IDPAに限りませんが、多くの種目では「安全な射撃をすること」がルールに定められています。これを守りつつ射撃をするにはどうするか……というのも講習内容の一つ。例えばこれはステージの後ろに向かって動く方法。銃は後ろに向けてはいけないので、このように前に向けたまま後退してきます。分かっていても体は動かないもので最初は銃が向いてはいけない方向に向きがち。しかしこの写真のようにダミーガンやレーザー銃を使えば安全に練習することができます。

さて、今回は「ステージ」について。IDPAでは大きくわけて「シナリオステージ」と「スタンダードステージ」の2種類があります。前者は実際のシチュエーションに即した内容のステージ、後者は射撃の技術を計測するためのステージです。

まずはスタンダードステージから。「ブザーが鳴ったら5枚の的に対してボディに2発ヘッドに1発、合計3発ずつ撃ちなさい。ただし近い方から撃つこと」という内容。

一番奥の的で7メートルほど。ヘッドは約10cm角なので慎重な射撃が必要になります。また合計15発のステージですが、弾を補給せずに撃てるのは10発まで。どういう順番で的を撃って、どういうタイミングで補給をすればよいのか、という戦略も必要になってきます。

シナリオステージは読んで字の如く、シナリオがあるステージ。ハイジャックされた飛行機に乗り合わせた私服警官が……という感じの内容です。

席から立って射撃、その後、前に移動して射撃、という内容。移動しながら、壁に隠れて相手に見えないようにしながら、残りの弾数を気にしながら……と色々やりながらの射撃になります。右側の2枚のターゲットには撃つと減点になるターゲットがかぶさっているので、どこを狙えば安全かも考えなければなりません。

先程のステージでは的を撃つ順番や移動するルートがある程度決められていますが、中にはこういうものもあります。U字型の通路に窓があり、そこから見えている的を撃つ、という内容。どの的をどの順番で撃って、どういう経路を通るか自分で決めていきます。

例えば左側の的は窓から頭がちょっと見えているだけで撃ちにくいのでぱぱっと走っていって近くから撃つ人もいれば……

スタート地点からいきなり狙っても構いません。自分の装備や走る技術、そしてもちろん射撃の技術に合わせた攻略ができるのもIDPAの魅力の一つであると思います。

「スポーツ射撃やシューティングマッチってなんだか難しそうだし、決め事が多くて大変そうだな……」という人が時々いるのですが、実際のところはかなり自由で、最低限の安全に関するルールを守れば誰もが楽しむことができます。

今後も御堂筋シューティングクラブではIDPAの講習会やマッチを開催していきますので「難しいな」と思っている人もぜひ飛び込んでもらえたらなと思います。

予定はこのWebページや公式のTwitterアカウント「@rt25shooters」などにて告知してきますので、今後もご注目ください。